クマ研日記 2005年6月
6月11日(土) 参加者:徳永け、中村、村瀬、森戸、和田
今日はみなさん待ちに待ったテレメ練習会。
いやもうクマ捕まってテレメ本番始まってるから〜なんて言っちゃダメです。
まぁ生憎の雨だったわけですが、私はといいますとせっかく三時に起きて準備してたのに二度寝してしまい、
集合時間の五時に十二分も遅刻してしまいました。
さてさて気をとりなおしまして、一行は白川村に出発。
酒豪の一年生:和田さんと、なんか緑っぽい男:森戸と僕がカローラに乗り、
萌えてる男:けいぞうと、燃えてる男:銀Gがクマジムに乗って3時間のほほんと白川まで行くわけです。
まぁ遠いわけですが、まぁ朝はまだましでしょう。んで着いたら、早速お土産屋さんの横で松本さんと合流。
ミーティング開始。
いろいろ調査進歩状況を聞いていると、加藤さんが挨拶にきた。
加藤さん:「お疲れ様です。」
クマ研:「お疲れ様です。」
加藤さん:「三頭目のクマの名前って決まりましたか。」
クマ研:「ええ、『ケイゾー』です。」
けいぞう:「えっ何それ?………ぎゃーす。」
けいぞうには寝耳に水かもしれませんが、これは本人には知らされないサプライズなのでした。
さて、『ケイゾー』という名前にオッケーをもらったところで一度集会室に集まり、
受信機に周波数を記憶させる方法を教えましょうとも。
…これが意外とうまくいかん。説明書を読んだことないので、
先輩から聞いたおぼろげな記憶に頼りつつ伝統を絶やすまいと…一応周波数の記憶には成功しました。
しかし、なぜかチャンネルの半分以上が消えている受信機があったり。う〜ん…
周波数を記録させると、いざ実践へ。馬狩谷の北のほうからさっそく『ケイゾー』の気配を感じ取る。
「お、クマのほうのケイゾーがいた!」「ああ、クマのほう!」「『人間のほう』はどうでもいいけど!」
…はい。林道から電波をとり、順調に1点目、2点目を得た。
3点目は…クマが動いたのか…一応音だけを頼りに方位を強引に得たが、針が振れなくなっていた。
さて、午前のうちに結構がんばったので、まだ走ってないけどクマの気配を感じるのはスーパー林道だけになった。
昼飯の時間が近いため、午前の残り時間は本日開店のお土産屋さんをのぞくことに。
これが運の尽き(とくに「人間のほう」にとってはね)。
銀Gはアマガエル人形の呟きに心を奪われ、僕はドングリとモモンガ(ムササビがよかった…)に心を奪われ、
「人間のほう」はアホみたいに高値のオコジョを買った。
白いオコジョもけいぞうの黒さに触れられてしまうともう商品にならない。
よって「人間のほう」はそれを買うしかない。…って銀Gと僕が。
「人間のほう」がレジでお金を払っている陰でガッツポーズ。煽り成功。
午後はスーパー林道に。スーパー林道はみなさんがとても高いお金を払って通る道なので、
調査をする上でいろいろルールがある。そのルールを破るために渡されたのが監視官の上着と帽子(各々4つずつ)。
これを着るとなんでもあり…というわけでもないけど。
午後のテレメは私、ノータッチの方向で。がんばれ、「人間のほう」、銀G、森戸、和田さん。
スーパー林道を登ったところにある展望台から電波を探ることにする。
そこで人間のほうがクマのほうと共鳴したのか、テンションが上がってしまい、
正しいテレメの取り方を自然学校に来ている一般人にお披露目してしまう。
そして、その共鳴のせいでモリゾーとキッコロが取れなくなってしまったと判断した私は
人間のほうを消そうとうざいこと(例えば、背中の秘孔を強く突いたり)をしてみたが、
人間のほうにうざいと思われただけだった。
正しいテレメの取り方は森戸もやってみたが、そこはまだ一年生だった。甘い。
和田さんにも正しい取り方を振ってみたが。かわされてしまう。いや、かわしてくれてよかった。
監査官の服装をした午後のテレメ組は展望台から電波を探してみた。
しかし、そこからとれるケイゾーと同じ周波数の電波はどうやら電波塔にしてやられた感があった。
これだからKeizoはいかん。
やはり人間のほうを消す必要がある強くと思い、
もう一度うざいこと(例えば背中の秘孔を何度も強く突いてみたり)をしてみたが、さらにうざいと思われただけだった。
今日は人間のほうがいたせいで、3頭中1頭(クマのほう)しか取れなかった。
帰り際、加藤さんにメッセージをのこしてフラフラになりつつ帰途に。
松本さんはもう一仕事ある…と凹み気味。ほんとにお疲れ様です。
迷子になる「人間のほう」を無視しつつ、なんとか帰ってこれた。