クマ研日記 2004年7月



7月17日(土)  参加者:S濱、N村、T永け、H田、H垣、Y岡


今日はモンキーパークな一日。朝起きて携帯を見ると、ホソから遅刻する旨のメールが届いていた。

どうしたもんかと考えつつ、約束の時間9時にちょっと遅れて集合場所にむかった。

けいぞうとヤッコがいた。ちょっと待ってるとファッションが少し違ったミポリンが来た。

そのとき、しらはまさんから連絡が…「寝とった。。う〜ん、行ってこい!」…いやいや、そんなことはさせません。

しらはまさんの家まで行って強引に拉致。

快調なけいぞうCarを飛ばして、犬山モンキーセンターに到着。

距離と値段の相関性が高すぎる駐車場やら、やたら手招きをしてくる駐車場入り口のおっちゃんに惑わされながらも、

500円の駐車場に落ち着く。入場料はクマ研の始祖Y田先輩と、よぽぽの親切により皆半額。感謝感謝。

入場してからちょっと歩くと、そこは遊園地だった。

いやいや、ぼくたちはサルを見に来たのだよ、と素通りしてゆくつもりが、そうはいかないのがクマ研の素敵なノリでありまして…

『くまさんのカステラ』という素敵なお店を発見。

クマ研の私たちがこのお店を素通りできるはずも無く、おまけのビニール風船にミポリンが興味津々だったことも手伝って、

くまさんカステラ15個とカキ氷を4つ買った。

けいぞうの舌はこのカキ氷のブルーハワイに着色されてしまい、気持ち悪くなっていた。

しらはまさんはこのころからテンションが上がってらっしゃった。

そんなしらはまさんにクマ研面子はだれもツッこむ様子もなく、僕はしらはまさんのはずかしい姿を容赦なく激写した。

ミポリンは『くまさんのカステラ』でもらったビニール風船をなげて遊んでいた、というより常に逃げ行くビニール風船を追っかけている印象だった。

遊園地内の施設も魅力的で、同点で終わるエアーホッケーやら

バックの音が悲しいほど無機質なパンダの乗り物やらでどんどん時間がつぶれてゆく。。

まだサルを見ていない…ヤッコがホソと連絡をとりあい、12時くらいに犬山を出た、ということ。

待ち時間にト○ロの店やらお土産屋を見て回った。けいぞうは博多名物からしめんたい君に匹敵する存在を購入。

僕はト○ロの店でいろいろ衝動買いをしてしまった。

その店には魅力的なガチャガチャも多数あり、しらはまさんは吉岡美穂を狙って挑戦するも失敗。

ヤッコはハリーポッターに狙いをつけて小物入れ(?)をゲット。そんなかんじでウキウキしていると、ホソが到着。

おなかが減ったのでランチタイム。ここで魅力的なメニューを発見してしまう一行。その名も『ドラゴンカレー』

カレーの容器がドラゴンなワケでして。それを無視することなんてできるはずもなく、先発5人組はみなドラゴンカレーの食事券を購入。

ホソはおなかが減ってないということでざるそばを。

ドラゴンカレー、味は普通だったが食べ終わった後、容器の底に『恐竜や』と書いてあるのがみんなの心にヒットした。

なんで関西弁なんやろう??

ランチタイムの後に、ついにサルを見に行くことにした。いやー、ここまで長かったわ〜。

リスザルやヤクザルの可愛らしさに惹かれながらも、一番心に残ったのはピグミーマーモセットだろう。

3匹よりそってけいぞうが投げ上げるビニール風船を目で追いかける様は今回の踊る・○ット賞だ。

そして、サルコーナーでもしらはまさんがテンションの高さを発揮。今回のしらはまさんは一味違った。

サルについていろいろ知ることができる建物ではミポリンが豚の腕輪を購入。

皆がサルのクイズやらに夢中になっている間に、僕は始祖Y田先輩発注の品を探す。

しかし、店員や学会で発表した人に聞いても、展示はしてあるが販売はしていない、とのこと。残念。

このあとにホソとヤッコがヤクザル実習のために別行動になった。

ここらへんから一行の足取りが重くなってくる。どうやら、前半飛ばしすぎたらしい。

チンパンジーやら、ゴリラやら、見ることは見るが遊園地に比べて明らかにテンションが低い。

いや、むしろ動物を見るよりその周りにある記念撮影用の敷地が気になって仕方なかった。

かえりがけ、遊園地でなにかに乗ろうという話になった。メリーゴーランド派のけいぞう、コーヒーカップ派のミポリン。

メリーゴーランドにはクマの人形が無理やりくくりつけられているが、コーヒーカップは自分で回すことが出来る。

結局コーヒーカップに乗ることになった。

コーヒーカップでは、普通に楽しむ家族連れを尻目に、クマ研が猛烈な勢いでコーヒーカップを回していた。

特に1人で乗っているけいぞうはヒートアップ。

僕たちはけいぞうがコーヒーカップからすっ飛んで来はしないかと不安になった。それほど奴はアツかった。

その後、一行は足腰に痛みを感じつつも無事に帰ることができた。想像以上に楽しかった。

サルを見に行ったはずなのだが、それ以外の時間がいやに長かったことが気になったが…いや、気にしたら負けだ。


7月6日(火)  参加者:N村、T永け、H田、F旗、H垣、I上、M瀬、Y岡、I松、S東、T田、H松、Y川


いつも通り少し遅れて例会に行った。

見飽きた面々のなかに見慣れない顔がひとつ。新人だ!しかも待望の女の子!!

テンションが一気に上がりかけたがなんとか踏みとどまる。あの日の過ちを繰り返してはならない。

そう。新人の前ではしゃぎすぎて引かせてしまい、逃げられてしまったあの日の過ちを…。

そんなわけで、落ち着いた雰囲気で始まった例会。センターことI松くんが大量に買い込んできた浜松土産を頬張りながら、勉強会。

この日の勉強会担当はてんで。内容はアイヌ民族と石原裕次郎について。

いつになく真面目なてんでの発表にみんな感心…するかと思いきや、その違和感に思わず吹き出してしまうもの多数。

ヤッコが放射するエネルギーによって活性化したホソから厳しい質問が飛ぶ。マッキーは笑いすぎて瀕死のミポリンの介抱で忙しい。

ペクチン(仮)ことY川さんは早くも新人と打ち解けた様子。

勉強会の内容で、最もみんなの関心を引いたのがイヨマンテ(クマの霊送り)。

穴グマ猟でとった子グマを1〜2年育ててから、盛大な宴をもって神の国に送り帰す儀礼らしい。

アイヌの人々にとってクマは神聖な生き物なのだそうだ。しかしヒグマを育てるとは…恐ろしや恐ろしや。

石原裕次郎は…まあ、いいや、どうでも。

勉強会のあとは恒例の自己紹介。新人の名前はH松さん。環境系の人らしい。

銀次はお約束のもも上げを披露。久々に見るもも上げはやはり圧巻。

そしてトリはやっぱりこの人、ヤコブ・ザ・グレートことCK。クマ研の主役はいつだって彼なのだ。

なんとかみんなテンションを抑え、例会は無事終了。8人でラーメンを食べに行った。

メンバーはヤコブ、てんで、銀次、ミポリン、まとまるくんことS東くん、トニーことT田くん、H松さん、僕。

初々しい店員を微笑ましく思いつつ食い放題のキムチをもりもり食べ、ミポリンは氷をぶち撒ける。

なにはともあれ帰るか。これくらいのテンションならH松さんも安心して入会できるだろう。そう思った矢先!

ミポリンが根尾に天の川を見に行こうなどと言い出したものだからさあ大変!

僕は即座にこれを快諾。自宅生のトニーを下宿に連れ込みたくてたまらないまとまるくんも賛成し、トニーを説得。

ヤコブとてんでがこんなステキな案に異を唱えるはずもなく、根尾行きは現実のものとなってしまった。

夜の根尾でテンションが上がらないわけがない。まずいことになった。でも銀次がいるから大丈夫!

ところが銀次は翌日の授業のためにやむを得ず帰ってしまった。もうダメだ…。

クマジムとレビューに7人を搭載し、根尾へ。

上大須で車を止め空を見上げると、月が明るすぎて星があまり見えない。

もっと暗いところを求めて折越峠まで行ってみたが、やはり天の川は見えない。気を落とす一行。

森の中にすばやく点滅する奇妙な光を発見。しかも微妙に動いているようだ。あの方向は…折越林道!?

放置されていたハイヒールが脳裏をかすめる。ゾッ。みんな完全にビビッてしまった。

しかしよく見ると別の場所にも同じような光が。ホタルだ。

あんなにすばやく点滅するホタルもいるんだなあ。光の正体が分かって一安心。天の川はあきらめることにした。

途中箱乗りなどを楽しみながらもと来た道を戻り、ホタルの観察スポットに行ってみたが、ぽつぽつといるだけだった。

そんなわけで結局大した収穫もなく、無駄にテンションがあがっただけ。大学に戻ったのは2時。疲れた。

結局テンションを抑えることはできなかった。初日からこんなんで、H松さんは大丈夫だろうか…?


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