クマ研日記 2003年12月
12月13日(土) 参加者:I津、O田か、M瀬、Y村
今日は野生生物保護学会だというのに、なぜか僕らは調査に行くことになった。
今津さんは携帯をなくし、
ティッシュは二日酔いと前日のプレ忘年会を引きずっていた。
僕も久々に寝坊してしまって、遅刻しそうだったので、
ティッシュを起こしに行くという言い訳をつけて難無く遅刻した。
様々な問題を抱えたまま、
友里ちゃんの運転で夢の白銀の世界へ向けてスタートした。
僕らの愛するフィールドに入り、僕が運転することになった。
尾砂谷でたくさんの落石に出会った。
続いて、能郷谷に向かった。少し雨が降りだした。
標高が高くなると次第に雪に変わった。
ここで信頼のおける今津さんに運転を代わった。
途中であまりの雪の量に先を行くことを断念し、第一回雪合戦が行われた!
手が冷たくなって少し後悔した。
次なる目的地を目指し、倉見峠を走行中にクマジムに異変を感じた。パンクだった・・。
しかし、タイヤ交換初体験の1年生3人にとっては貴重な体験となった。
一仕事して腹が減ったので、どこかいい場所はないかと探していたら虹を発見!!
虹を見て食べることになった。虹を横にして食べたので、いつになくうまい昼食となった。
満腹感に浸りながら大河原の集落に通りかかった。その瞬間、衝撃が走った。
「本巣市根尾大河原」という看板が立てられていたのだ。
ちょっと前に来た時はなかったのに・・・。
気を取り直して再び北上した。
しかし、ここでも(変わり果てた大河原3)白い魔の手が行く手を阻んだ。
二日酔いがつらいので車の中にいると言ったティッシュを除いて第二回雪合戦が行われた。
たくさん雪の塊を投げた後、再び手の冷たさに後悔した。
雪合戦の間に何とかティッシュが回復、ティッシュの運転で河内谷へ向かった。
河内谷で僕らを待ち受けていたのはミステリーだった。
まさに「○曜サスペンス in根尾」と呼ぶにふさわしいのではと感じた。
「毒・・・!?」クマジム内は一気にミステリアスな空気に包まれた。
ここで不穏な空気を吹き飛ばすべく、折越林道に行った。
猛吹雪だった。すべてが今津先輩のハンドル捌きに委ねられた。
無事頂上へ、第三回雪合戦が始まったが、
僕らも雪合戦の後の事を学習し始めたのと、往路が不安になり、すぐに終了。
先輩の運転は帰りも頼りになり、無事ふもとへ。
もうこうなったら叫ぶしかない!ということで、上大須ダムでやまびこを決行。
それぞれ思い思いに人生の不満などを叫んで、終わりなき旅の帰路についた。