クマ研日記 2003年8月
8月29日(金) 参加者:I津、T永け、N村
雨も上がり残りの2つの罠を仕掛けることに。
しかしS濱さんが来られなくなり(理由は不明。女か?)、
4人で行くはずだったが3人で行く羽目に。
悪田谷は予想通りヒルが多く、精神的に不快。しかも遠い。負けそうになる。
逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメなんだぁー!
まあ何とか終了。直後むらむらと川に入りたい欲求が出たが、
さすがに理性がきいて何とか踏みとどまる。
「トランクスが海パンですよ。」
と名言を残したO田君のようにはさすがになれない。
なぜなら僕らは大人だからさ。
棚倉は至って快調。ここはいい。
楽だ。調子に乗ってやまびこのテストを開始する。
たぶん岐阜市内でやったら通報されるんじゃないか、
という内容をN村君が連呼していた。恥ずかしい。
便意をもよおしたN村君がさらに恥ずかしい内容を叫ばないうちにそそくさと立ち去る。
須合と大河原を見回り、ふと温見峠を越えたい欲求に駆られたが、T永君が尻込みする。
ちっ!運転する気が失せた。
CK(クラッシュ・キング)ことN村君に運転させると命がいくつあっても足りないので、
自称セーフティドライバーのT永君に代わる。
能郷〜黒津間で無駄に鬼バックをしたりして生きた心地がしなかったが、
なんとか無事に岐大に辿り着いた。
神様今日もありがとう。
8月22日(金) 参加者:S濱、I津、K原、T永け、N村、F旗、H垣、O田、M瀬、Y村
今日はクマ研の男共と女共が長野県南安曇郡三郷村の僕の実家にわんさかやって来ちゃいました。
明日信州大学で行われる「クマとの共生」というテーマのシンポジウムに参加するためです。
腕白な皆は松本市に着くなり猛ダッシュでアルプス公園に向かい、Y村さんを筆頭に、
チビッコに混じって年甲斐もなくはしゃぎまくり、テンガロンハット一杯分くらいの汗をかきました。
次に猛然と浅間温泉郷に向かい、全裸で入湯し、長旅の疲れを癒しました。
山梨から来たF園先生と合流した一行は、
僕のナヴィでテンホウという信州とは何の関係もない格安ラーメン屋に行き、
ひとしきり騒いだ後、僕の実家へ猛進して行きました。
ただ広いだけの僕の実家へあがり込んでいった皆が僕のとても親切な家族と
軽い挨拶程度のキスを交わしたあと、
やっぱりクマ研名物バカバカ大会の幕が切って落とされてしまいました。
翌日にシンポジウムがあるし、僕の実家ということもあって、酒の量は控えてくれたものの、
やはり気持ちの高ぶりは抑えようもなく、あの言葉を叫ばずにはいられませんでした。
その言葉を叫ぶとシャイニングGがやって来るのです。
僕とボバさん、そしてI先輩が率先して、大音声で「G!」と叫びまくりました。
ちなみに僕だけはしらふで。K先輩はそんな僕たちに向かって核弾頭をぶっ放し、
Gは次々と頭部を木っ端微塵に粉砕されていきました。
御高齢のF園先生は早々と退散し、Gファイトには参加せず、ワイルドな寝息を立てていました。
銀次はぶどうをひたすら食べまくり、ぶどう顔になっていました。ティッシュは…ただただばかでした。
Y村さんは昼間の腕白ぶりがたたってお疲れモードだったのか、
はたまたGファイトに巻き込まれたのか、白目を剥いていました。
S先輩は熱い目線で女を狙っていました。
皆が寝静まった頃、ジムニーに乗ったあほそ組(アホ&ほそ)が高速を光速でとばし、到着しました。
8月5日(火) 参加者:I津、T永け、F旗
Fが珍しく調査に参加。3人で罠の見回りに行った。
ところが悪田で電波が取れずさあ大変。しぶしぶ登る羽目に。
ヒルに怯えながら必死で登ると、罠は空っぽで一同がっかり。
その後はつつがなく見回りを終えたが、Fの調査嫌いに拍車がかかった。
ここでI先輩が日本海行きを提唱。Fと僕はこれを快諾。
内陸の岐阜県に暮らすものにとって、海は永遠の憧れなのだ。
温見峠でジムニーごと崖にダイブしかけたが、I先輩のテクニックで何とか回避。
人里に入ると、諸々の事情により僕が運転を代わる。
I先輩が道を教えてくれないので、自らの直感を信じて東尋坊を目指す。
何度か道に迷いながらも、抜群の決断力でなんとか辿り着いた東尋坊。絶景かな絶景かな。
久々の潮の香り。海の民の血が騒ぐ。イーヤッホーゥ!なんだかもう変なテンション!
もういっちゃお!I先輩は煽るしもう断崖絶壁の先端までいっちゃおーっと!
これが仇になった…。
帰路に着いたとき、誰も金を持っていないことに気づいて一同唖然。
ガソリンを入れることすらままならない。
キャッシュコーナーが閉まる前にどこかで金を下ろさなくては。
必死の形相でキャッシュコーナーを探し回り、閉まる10分前に郵便局を発見。
無事に金を下ろした。
ついでに郵便局員さんに道を尋ねると、「スーパー林道を通ればいいよ。」とのこと。
スーパー林道ってどこだよ、と思いつつも素直にお礼を言って去った。
再びI先輩に運転を代わり、コンビニで地図を見たり道を聞いたりしながら、
なんとかスーパー林道入り口まで辿り着いた。
看板を見ると、《供用時間:午前7時〜午後6時》
遅かった。I先輩が壊れた。
九頭竜ダムを通って帰ることにしたが、I先輩はやたらと奇声を上げるし、
Fは普段から壊れているので、やっぱりやたらと奇声を上げる。
僕は途方に暮れてしまった。
後部座席でうたた寝していると、見知らぬ男の子がケラケラと笑っている夢を見た。
温泉に入っていくらか落ち着きを取り戻したI先輩は、
東尋坊で調子に乗りすぎて霊に憑かれたのだと主張。
僕は身震いし、はしゃぎすぎたことを心の底から悔いた。
郡上八幡でOBのO先輩の家を訪ね、熱烈な歓迎を受ける。
秘蔵のありがたいDTまで見せていただいた。
O先輩との辛く悲しい別れを経て一回り成長した一行が岐阜に帰り着いたときには、
もう日付が変わっていた。
I先輩は、このままGガンダム大会に移行することを強く主張し、
男の子の霊が怖くて一人になりたくなかった僕はこれに賛同。
Fは渋々承諾し、T永邸でGガンダム大会が開催された。しかしまさか翌朝まで続こうとは…。